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2024/09/30 22:07



大地震が発生した際にショッピングセンターなどの大型商業施設にいた場合、迅速かつ冷静な行動が重要です。過去の事例を踏まえながら、具体的な行動指針を以下にまとめました。

■1. その場にとどまり、身を守る
大地震が発生すると、まずは周囲の状況を確認し、できるだけ安全な場所に身を寄せることが重要です。過去の大地震(例えば2011年の東日本大震災)では、多くの商業施設が損壊しましたが、建物内にいた人々が冷静に対処することで被害を最小限に抑えた事例もあります。

- **身を守る姿勢**:すぐに棚やディスプレイの倒壊に備え、頭を守る姿勢を取る。落下物が多いエリアでは、バッグや衣類を使って頭部を保護するのが有効です。
- **避難場所の確保**:店内の頑丈なテーブルやカウンターの下に隠れる、または壁際に寄りかかるなど、落下物がない安全な場所を選ぶことが大切です。

■2. エレベーターは使用しない
地震が発生した際、エレベーターは停止や閉じ込めのリスクがあるため使用してはいけません。過去の事例として、2004年の新潟県中越地震ではエレベーターに閉じ込められたケースが報告されており、エスカレーターの利用も非常に危険です。建物からの避難は基本的に階段を使うようにします。

■3. 人の流れに注意し、慌てずに行動する
ショッピングセンターなどでは、多くの人が同時に避難を試みるため、混雑やパニックが起こることがあります。1995年の阪神・淡路大震災では、商業施設内で混乱が生じた結果、二次災害が発生した事例もありました。したがって、他の人々と協力しながら、安全に避難することが重要です。

- **混雑を避ける**:人の流れが集中する出口や通路は混雑しやすいので、別の出口やルートを選ぶことを検討しましょう。
- **店員や施設スタッフの指示を従う**:施設内では、緊急時のマニュアルに従った行動が取られるため、店員や警備員などのスタッフの指示に従うことが有効です。

■4. 屋外へ出る場合は周囲に注意する
避難が可能になった場合、屋外に出る際には周囲の建物や倒壊物、ガラスの破片などに注意を払います。東日本大震災では、建物の外でガラスが落下する二次災害が報告されており、建物の近くでの待機は避けるべきです。

- **避難場所を確認する**:大型施設では避難ルートが明示されていることが多いため、事前に確認しておくと安心です。
- **広いスペースへ移動する**:屋外に出たらできるだけ広い空間、例えば駐車場や公園などに避難することで二次災害のリスクを減らせます。

■5. 周囲の人々と協力する
大地震後、余震が続くことが多く、過去の地震では避難生活が長期化した例もあります。例えば、2016年の熊本地震では余震が数日間続き、避難者が不安定な状況に置かれました。避難が完了しても周囲の人々と協力し、情報を共有することが重要です。

- **冷静さを保つ**:自分が冷静に行動することで、周囲の人々にも落ち着きをもたらすことができます。
- **応急処置を知っておく**:負傷者がいる場合、簡単な応急処置を行える知識が役立ちます。また、避難所での生活に備えて、衛生用品や水分補給の手段を確保することも必要です。

■過去の事例
- **阪神・淡路大震災(1995年)**:商業施設内で多くの人々が一時的に閉じ込められましたが、店員の指示に従い、パニックを防ぐことができました。
- **東日本大震災(2011年)**:大型商業施設内にいた多くの人々が、施設の避難指示に従い、比較的安全に避難しましたが、一部ではガラスの破片による負傷が報告されました。
- **熊本地震(2016年)**:余震が続く中、商業施設にいた人々は、建物が損壊する危険性があるため、広場や駐車場などの屋外スペースに避難しました。

■結論
ショッピングセンターや大型商業施設における大地震発生時には、まずは冷静に状況を把握し、身を守ることが最優先です。過去の大地震の事例から学ぶことができるのは、パニックを避け、指示に従いながら安全に避難することが最も効果的であるということです。施設内の避難ルートを事前に確認しておくことも、万が一の際に迅速な対応に繋がります。