災害から女性を守る カップ型トイレ

Chiicup

Chiicupを皆様の今後の備えとしていただくと共に売上の一部を令和6年能登半島地震で被災された方々への寄付とさせていただきます。

このたびの石川県能登地方を震源とする令和6年能登半島地震によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。現地では既に深刻なトイレ問題が発生していると報道されています。しかし、物資の輸送は制限されている状況でとてももどかしい気持ちです。私達にできる事は、事前に準備することだという想いをより強くしました。      今後、30年以内に70%の確率と予測される首都直下地震。都内の帰宅困難者 453万人、72時間はオフィスに待機している事が推奨されています。トイレは、電気、上水道、下水道のどれか1つでもストップすれば使えなくなり、水が流せない状態となります。 行政の資料によると各区役所が用意している災害用備蓄トイレはあくまでも住居している区民の分です。その区民の分さえも不足している所も多いのが現実です。当然、帰宅困難者(453万人)の為の用意はゼロに等しく、男性であれば緊急に屋外で用を足すこともできますが、女性は用を足す場所を失うことになります。

そして、事態は悪化します

流れないトイレに行列が…

地震発生後、水が流せなくなったトイレに多くの人が用を足していくとどうなるか。便器から汚物が溢れ、床も汚れてひどい状態となっていきます。

トイレ、我慢できますか?

食事は1日取らなくても我慢できます。 しかし、トイレはどうでしょうか? 1日我慢できますか? したくなってから1時間の我慢さえできますか?

水分を取ることをためらうように

男性のように屋外で気軽に用を足せない女性は、水分を摂取する事を控えるようになり、脱水、エコノミー症候群、誤嚥性肺炎 等々、命さえも危険にさらす事になるんです。 過去の大地震でも多くの人が災害後に災害関連死で亡くなっています。

あなた自身 & あなたの大切な女性の為に帰宅困難時のトイレの準備を

Chiicup の 特徴

01

女性が片手であつかえる軽さ

軽量な素材で作られている為、女性が片手で簡単にあつかえます。その為、状況によっては狭い場所で立ったままでも用を足す事が可能です。また、シニアやお子様にとっても使いやすいことが大切です。

02

繰り返し何度も使える

様々なサイズのビニール袋に対応でき、レジ袋やゴミ袋などがあれば繰り返し使用できます。 袋の中に凝固剤(代替品 : 新聞紙、紙類、オムツ、生理用品、ペットシート、猫砂 など吸水性のあるもの)を入れて使用します。災害時において、繰り返し使える安心感は心の余裕に繋がります!

03

コンパクト収納

A5サイズよりも小さくなりますので、職場・学校の机周りやロッカー等にしまっておけば、いざという時に役立ちます。

04

立っても 座っても使えます

カップ型なので取手を持って股に当てれば、立ったままの使用が可能です(安全にできる体勢の説明書付)。また、床に置いて使えば簡易便器になり股がるだけでもOK。介助が必要な場合にもカップ型は介助者にとって使いやすい形状です。

05

看護師・防災士が考案

私は1人の女性として、母として、娘として、また看護師・防災士として、帰宅困難時の女性のトイレ問題解決の糸口になって欲しい、女性を災害関連の健康被害から1人でも守れる一助になって欲しいという思いでこの製品を誕生させ特許を取得しました。製品の名前は Chiicup (ちぃかっぷ) 、ちょっと可愛い、でも頼もしい女性の味方です。現在、皆さんから購入いただいた収益の中から新しくChiicupを製造し、都内の行政窓口の協力をいただいて少しずつですが配布活動も行っています。

データで見るトイレ問題

東日本大震災時の文部科学省の調査結果から、第1位 74.7%の人が困ったのがトイレ問題でした。3.11当時、トイレという性質上、マスメディア等ではほとんど取り上げられていませんでしたが、現場の避難所で1番問題となったのは《トイレ》でした。
2020年の一般社団法人日本トイレ協会の災害用トイレについてのアンケートによると、各家庭においての非常食47.6%、水の備蓄率は60%と備蓄率が高く、やはりという結果になっております。一方の災害用のトイレの備蓄は、2017年の調査よりも年々微増ではありますが19.5%と今だに低く進捗状況です。災害用トイレの重要性の認識が低い食べたら飲んだりは我慢できますが、トイレは待ったなしなんです。
国土交通省の資料では、仮設トイレが発災から各地の避難所へ届くまで早くても3日以上、ほとんどの場合は4日以上かかるケースが多いと言われています。そのため、発災直後数日は避難所の個室トイレブースや簡易的なブース内での携帯トイレや簡易トイレを利用を想定し備蓄が推奨されています。
2023年12月16日(土)日本経済新聞の朝刊(日経プラスワン/買い物上手)にて「いざという時の非常トイレ」の一つとしてChiicupを紹介していただきました。災害時のトイレの重要性が広まっています。

よくあるご質問

Q.組み立ては簡単ですか?

A.少しだけコツがいりますが、商品にプリントされている番号順にスリーステップで組み立てできます。説明書きも付いています。

Q.ビニール袋は何枚付属していますか?

A.本体のみの購入の場合は、お試しキットとして1回分のビニール袋と凝固剤が付いています。72時間(3日間)セットには、20枚のビニール袋(収集用含)と15回分の凝固剤&トイレの便利グッズが付いています。7日間セットには、40枚のビニール袋(収集用含)と35回分の凝固剤&トイレの便利グッズが付いています。

Q.拾ったビニール袋も使用できますか?

A.可能ですが、穴が開いていることがありますので屋内で使用する場合は注意してください。

Q.女性が立って用を足す場合の注意点はありますか?

A.前屈みになると上手く尿を出せない場合があります。しっかりと胸を張るような体勢を取ると尿を放射線状に出すことができます。環境が許される(床が汚れていない場所などを確保できる)ならビニールをChiicupに被せて床に置き、便器として座って使う方法もあります。

Q.大便をしても大丈夫ですか?

A.Chiicupの内径は、大便にも対応できるように大きめの枠となっています。あまりに大量な場合は注意が必要ですが、基本的には可能です。

Q.排泄物の入ったゴミ袋はどのように廃棄すればよいのですか?

A.災害後、ある程度すると行政のゴミ回収が始まります。燃えるゴミとして出すことが可能です。ただし、それまでの間は保管する必要があり一番の懸念は匂いです。付属のビニールは消臭タイプではありますが限界もあります。大きいビニールに収集してまとめ、人のいない場所へ蓋のある容器等を使って保管することをおすすめします。

最後にお願いです。

今ならまだ、皆さんは準備ができます。 食べ物、水の備蓄ももちろんですが、トイレに関する準備を怠らないでください。 自宅であれば、ビニール袋と凝固剤を家族数×5回×3日備蓄しておくだけでも違います。 避難生活や帰宅難民になる事も想定できる場合には、携帯用のトイレが有効です。 もちろん、この Chiicup も選択肢になり得ます。 トイレの準備があればこそ、安心して食べて飲めるという事、災害後の心身の健康を守る為に本当に重要な準備だという事を皆さんの周囲の方々にも伝えてあげてください。

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