2024/09/11 10:41

災害は予測できないものですが、備えを万全にすることで被害を最小限に抑えることができます。防災士としての視点と看護師としての経験から、災害時に備えておくべきものについてお話しします。特に家族の安全と健康を守るための具体的なアイテムや対策を紹介します。
**1. 命を守るための「非常持ち出し袋」**
まず、災害時にすぐに持ち出せる「非常持ち出し袋」は必須です。中に入れるべきアイテムとしては、以下のものが挙げられます。
- **飲料水と非常食**:最低でも3日分、できれば1週間分を用意しましょう。カロリーメイトや乾パン、水はすぐに口にできるよう小分けにしておくと便利です。
- **医薬品と救急セット**:普段から使用している薬、絆創膏や消毒液、包帯などを揃えておきましょう。持病がある場合は、予備の薬を入れておくことも忘れずに。
- **防寒具と衣類**:災害時は気温の変化が激しいこともあります。軽量で保温性の高いブランケットや着替えを用意しておきましょう。
- **簡易トイレ**:災害時にはトイレの確保が難しくなることが多いです。簡易トイレやポータブルトイレを備えておくことで、安心して用を足すことができます。
**2. 家族全員の健康を守るための「衛生用品」**
災害時には、衛生状態が悪化することが予想されます。
以下のアイテムは特に準備しておきたいものです。
- **ウェットティッシュと消毒液**:手洗いができない状況でも、これらを使って清潔を保つことができます。消毒液はアルコールベースのものが効果的です。
- **マスク**:災害時はほこりや煙が舞うことがあるため、マスクは必須です。また、インフルエンザなどの感染症予防にも役立ちます。
- **女性用の衛生用品**:生理用品やおりものシートなどは、必要な分を非常持ち出し袋に入れておくと安心です。また、普段使用しているものに加え、非常時に役立つポータブルトイレやChiicup(ちぃかっぷ)などのアイテムも考慮しておくと良いでしょう。
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**3. 心の健康を支える「ストレス対策グッズ」**
災害時は、精神的なストレスが大きくなることが予想されます。長期間の避難生活や不安な状況において、心の健康を保つためのグッズも重要です。
- **心を落ち着けるもの**:例えば、お気に入りの本、家族の写真、小さなぬいぐるみなど、心を安らげるものを持ち込むことで、不安な時に心の支えになります。
- **メンタルケアのための知識**:簡単なリラックス法や呼吸法を家族全員で学んでおくと、緊張や不安を感じたときに役立ちます。特に子どもや高齢者には、日頃からリラックスできる方法を教えておくと良いでしょう。
**4. 災害後の生活を支える「情報とコミュニケーション手段」**
災害時には、情報が生命線となります。最新の情報を得るための手段を備えておくことが、適切な行動を取るために欠かせません。
- **ラジオと予備電池**:電力が途絶えることを想定して、手回しやソーラー充電が可能なラジオを準備しておきましょう。これにより、緊急情報を得ることができます。
- **携帯電話と充電器**:家族や友人と連絡を取り合うために、携帯電話とモバイルバッテリーを準備しておくことも重要です。特にモバイルバッテリーは、複数回の充電ができる容量の大きいものを選びましょう。
**5. 看護師からの視点で、特に注意してほしいポイント**
災害時には、負傷や病気が起こりやすくなります。看護師の視点から、以下の点にも注意して備えておきましょう。
- **応急処置の知識**:家族全員が基本的な応急処置(止血や包帯の巻き方、心肺蘇生法など)を学んでおくと、いざというときに冷静に対応できます。地域の防災訓練や講習会に参加することも推奨します。
- **持病やアレルギーの把握**:家族それぞれの持病やアレルギーを把握し、非常持ち出し袋に必要な薬やエピペンを入れておきましょう。また、災害時に備えて医師に相談し、予備の薬をもらっておくことも重要です。
災害は誰にでも起こり得ます。しかし、しっかりとした備えをしておくことで、その影響を最小限に抑え、家族全員の命と健康を守ることができます。日頃から防災について話し合い、必要なものを揃えておくことが、災害時の安心感につながるでしょう。
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